研究会について

研究会の目的・参加方法など

研究会の目的

アナログゲーム研究会は、アナログゲームに関する諸研究の発表および促進の場として設立されました。 近年、ボードゲームやカードゲーム、さらには将棋・囲碁などの伝統遊戯に至るまで、アナログゲームは世界的に再評価されつつあります。デジタルゲームの普及が進む一方で、対面でのコミュニケーションや身体性を伴う遊びの価値が見直され、人と人との関係性を媒介する文化的実践として注目を集めています。また、教育、福祉、地域振興、企業研修など多様な領域において、アナログゲームが持つ可能性が積極的に活用され始めており、その社会的意義は一層拡大しています。

しかしながら、こうした関心の高まりに対して、アナログゲームを対象とする学術的研究は、依然として個別分野に分散しており、体系的な知の蓄積や分野横断的な議論の場は十分に整備されているとは言えません。歴史学、社会学、文化人類学、心理学、情報学、経営学など、多様な学問領域にまたがるテーマであるがゆえに、研究成果が相互に接続されにくいという課題も存在しています。さらに、実際にゲームを制作・運営する実務者や、コミュニティを支える愛好者との連携も、十分に進んでいるとは言い難い状況にあります。

本研究会は、このような現状を踏まえ、ボードゲーム、カードゲーム、伝統遊戯等を対象に、歴史・文化・社会・認知・戦略・制度など多様な観点からの学際的研究を推進することを目的とします。アナログゲームを単なる娯楽としてではなく、人間の思考様式や社会関係、価値観を映し出す文化的・社会的装置として捉え、その構造や機能、意味を多角的に明らかにすることを目指します。

また、本研究会は、研究者のみならず、ゲームデザイナーや教育・福祉現場の実務者、さらには一般の愛好者を含めた開かれた交流の場を形成することを重視します。これにより、理論と実践の往還を促し、新たな研究課題や知見の創出を図るとともに、アナログゲームの持つ社会的価値を広く発信していきます。

本研究会は、こうした相互交流を通じて知の蓄積と発展を図り、アナログゲーム研究の体系化および社会的意義の深化に寄与することを志向します。アナログゲームをめぐる研究の基盤を整備し、その学術的地位を確立するとともに、現代社会における新たな文化的実践としての可能性を切り拓くことが、本研究会の使命です。

研究会の参加方法

  • 研究会には自由に参加することができます(事前登録等は不要です。懇親会については別途事前登録が必要です)
  • 研究会の情報は本webページで公開されるほか,公式𝕏アカウント(外部リンク)等で発信されます
  • また,研究会におけるプライベートな情報共有として,メーリングリストもございます。奮ってご参加いただけると幸いです
  • メーリングリストへの参加方法:以下のgoogleフォームに記入いただければ2〜3営業日以内に登録いたします。1週間経っても登録がない場合は,お手数ですがhkajiura[at]daishodai.ac.jp([at]を半角アットマークに変更してください)までご連絡ください。
    メーリングリストへの参加登録フォーム(外部リンク)